海外の人と英語で話す機会があるときに、いざ話そうと思ったら簡単な英語すらうまく話せず悔しい思いをしたことはありませんか?
英語と触れ合ってだいぶ経つのに、どうして話せないのか?
どうしたら話せるようになるの?
学校でも英語を学び、オンライン英会話やテキストなどでも勉強をしてきたのに、ここぞという時に英語がスムーズに出てこないんですよね・・・
本ブログでは、
自分なりに英語を頑張ってきたけど英会話力がなかなか伸びなくて苦しいという方へ向けて、
- なぜ英語が思うように話せるようにならないのか
- どんなことをすると英会話力をアップすることができるのか
を、私自身の経験をもとにお伝えします。
私も長らく英会話学習の迷子で、たくさん悔しい思いをしてきました。
でも、英会話を伸ばすためのコツみたいなものを見つけられたことでブレイクスルーがあり、英会話学習に迷いがなくなりました。
まだまだネイティブレベルや上級者には及びませんが、
英語圏でも仕事ができるようになりました^^
記事の前半では、英語が話せない理由について説明します。
「話す練習が足りないから」と結論づけてしまうと、過去の私みたいな英会話迷子になってしまう危険があるので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
また記事後半では、実際に効果があった英会話のトレーニング方法を紹介します。
ただ繰り返しフリートークレッスンを受講するとか、単語帳を覚えるといった方法ではなく、話すことに特化した勉強方法を紹介しています。
「今の悔しい気持ちをバネにして、どうにかして自分の英会話力を引き揚げたい!!!!」と考えている方の参考になれば幸いです♪
お急ぎの方は、下の目次から該当の箇所に飛んでみてください!
なぜ英語を思うように話せないのか?
英会話がうまくできない理由としてよく挙げられるのは「話す練習が足りないから」というもの。
でも、それは半分事実で半分は違います。
なぜなら、オンライン英会話や留学生との交流など、人より話す機会が多いにもかかわらず、「思うように英語が話せない」と悔しさを感じている人はとても多いからです。
つまり、単純に話す量だけでは解決しないということなんですよね・・・
私も海外生活中、同じ悩みを抱える日本人の仲間にたくさん出会いましたし
自分自身も同じように感じていたことがあります。
では、具体的に英語が話せない理由をもっと深堀していくと、
- 英語で自分の考えを語ることに慣れていない
- 自然な英会話フレーズを知らない
- 「間違ったらどうしよう」という不安を拭えない
- 上手く発音できず伝わらない
- 相手の言っていることが聞き取れず、返事ができない
といったことが挙げられます。
これらの理由をみるだけでも、ただやみくもに話す回数を重ねるだけでは解決しないことが分かるかなと思います。
英語らしいフレーズを知らない/言い慣れていない、自分の考えを英語で組み立てられない、堂々と英会話に飛び込めない、発音が苦手、リスニング力が足りない・・・・
それぞれ異なるアプローチで解決していかなきゃいけないということなんです。
当時の私は、ほぼ全部に該当してました…
そこから英会話力をブーストした方法を次に紹介します。
英語が話せなくて悔しい思いをしたら試したい4つの勉強法
あなたはどんな英会話のトレーニングをしていますか?
もしかすると、今やっている勉強法だけでは英会話力に必要な要素の一部しか鍛えられていないかもしれません。
フリートークの英会話レッスンを頑張っても、
実践の場となると相変わらずしどろもどろのままっていうケースは
とっても多いのです。。。
そこでおすすめなのが、違うタイプの英会話トレーニングを複数組み合わせること!
私の英会話力に変化が出始めたのは、4つの勉強をバランスよく行った時でした。
- 口と耳の筋トレ
- 「自分語り」の練習
- 新しいフレーズや単語のインプット
- フリートークで実践英会話
どんな方でも、この4つの勉強法をバランスよく続ければ、きちんと効果が出てくると思います。
一つずつやり方を解説しますね^^
一番スピーキングに効果があった勉強法は「口と耳の筋トレ」
中でも私にもっとも効果があったのは、
英語を通常の4倍の速さで習得できるとされている英語学習法「カランメソッド」。
「4倍の速さで習得」なんていうと、ちょっと怪しげに感じるかもしれませんね^^;
でも、世界35か国以上で採用されている、海外ではかなり歴史あるメソッドなんです。
簡単に言えば、日本人のスピーキング練習に不足しがちな「英語を使うための口と耳の筋トレ」という感じ!
私も最初は疑心暗鬼で始めましたが、半年ほどでジワジワとスピーキング力に変化がありました。
英語を英語として理解し、日本語を介さずに英語のまま口に出せるようになった勉強法は、このメソッドが初めてです。
この手のトレーニングとして「瞬間英作文」が有名かと思いますが、カランメソッドはひと味違います。
といった特徴があるため、
英語を聞く力と話す力、そして英語瞬発力の3つを同時に磨いていくことができるんです。
今では少しスピーキング力が落ちたらとりあえずカランをやっておこう!というくらい、
私のお守りみたいな勉強法になっています^^
カランはオンライン英会話でも簡単に受講できます。
↓「カランメソッドってどんなレッスン?効果は?」などが気になる方は、別記事に詳しくまとめましたのでぜひ^^
「自分語り」の練習
英語の筋トレを進めるのと並行して必ず行った方がいいのが、英語で自分のことや自分の考えを伝えるための練習です。
具体的には、
- 英語で独り言
- 英作文(英語日記でも可)
がおすすめです。
おすすめな理由は、納得のいく言い回しになるまで何度言い換えても誰にも迷惑がかからないし、間違えても恥ずかしい思いもしないので、ハードルが低いトレーニングだから。
しかも、いずれ本当にその話をするシチュエーションになった時に、なんとなくのストーリーラインや使う単語をサッと思い出せばよいので、その場で内容を考えるよりもスムーズに話せるようになるのです。
英語で独り言って、具体的にどうやるの??????
やり方は簡単!
英会話をするときのシチュエーションと会話の内容を勝手に想像します。
そして、それを自分で声に出して話してみるだけです。
ちなみに、会話の内容は、できるだけ長めの説明が必要なものだと、とても効果的です^^
たとえば、ネイティブの友人に自分の仕事について説明する、自分の夢について語る、なぜ英語を勉強したいのか、とかですね。
こういう内容ってよく話題にあがるので、会話のストックとして持っておくと、
コミュニケーションがスムーズになるんです!
文章をソラで考えるのは苦手だなぁ・・・
そのような場合は、英作文をノートに書くのがおすすめです。
といっても、10行も20行も無理して書くのではなく、3~5行くらいで全く問題ありません!
書いたものを繰り返し声に出して読み、最終的にソラで言えるようにすれば、独り言と変わらない効果があります。
でも、独り言を言ったり書いたりしているうちに、必ず「なんていえば正しく伝わるんだろう?」「本当にこの表現で合っているのかな?」という疑問が出てきます。
そこで大切なのが、次から紹介する「インプット」「フリートーク」です。
新しいフレーズや単語のインプット
「自分が言いたいことを英語で表現できない!」と感じたら、新しいフレーズや単語をインプットするタイミングです。
気を付けたいのは、自分が想定するシーンや会話で使わない表現を無理に詰め込もうとしないこと。
使わない表現を暗記しても、どうせ忘れます。(笑)
あくまでも、実践のためのインプットであることを忘れずに!
私が活用しているのは、
日常生活の基礎的な表現なら
- 起きてから寝るまでシリーズ(特に「起きてから寝るまで英会話 口慣らし練習帳」が便利)
少しこなれた表現やよりネイティブらしい表現なら
- You Tube(Vlogなど)
- 海外ドラマや映画(現代の話で、自分に近い設定のもの)
を参考にしています。
インプットにはどんなツールを使ってもいいですが、インプットしたものは必ず自分の言いたい文章の中で、繰り返し口に出して練習するようにします。
結局のところ、ただフレーズだけを頭で暗記しても、言葉の流れの中で言えるようにならなければ、あまり意味がありません。
「自分語りの練習」とのセットで取り組みつつ、次に紹介する「実践英会話」で成功体験をすることで、表現を自分のものにしていきます^^
フリートークで実践英会話
先に紹介した3つの学習の成果を試す場として、オンライン英会話のフリートークも必要です。
オンライン英会話での目的は2つ。
- 英作文なり独り言なりで語りたいと思ってきたテーマについて、他の人に話してみる機会として利用すること。
- カランの筋トレ効果をはかる場として利用することです。
特に重要なポイントは、自分が使いたいフレーズを、最低1つは必ずレッスン前に決めておくこと。
決めたフレーズは、何が何でもレッスン中に使って、成功体験を積みましょう。
会話の中で口に出したら出した分だけ、自分のものになっていきます。
さらに余裕がある場合は、自分の考えた文章を先生に伝え、もっと自然な言い回しがないかを教えてもらいましょう♪
そうしてできた会話帳を使えば、また独り言にも磨きをかけていくことができます!!
それぞれのトレーニングの効果がジワジワッと出てくると
英語を話すのがいよいよ楽しくなってきますよー^^
英語を話せない、悔しい思いをした人におすすめの勉強法まとめ
下の表に、今回紹介したおすすめの勉強法と目的、勉強の実施頻度をまとめてみました。
おすすめ勉強法 | 目的 | おすすめ頻度 |
カランメソッド | 英語に適した口の筋トレ | 最低でも週1~2、各回1時間。 テキストの高速音読は毎日がベスト。 |
自分語り(独り言or英作文) | 自分語りができるようになる | 毎日がベストだけど、無理なく続けるのが○。 |
インプット(表現集や英語動画など) | 自分語りをするときに使う表現の幅を広げる、適切な表現を覚える | 独り言をやる時に、必要に応じて。 |
オンライン英会話(フリートーク) | ・自分語りの実践と添削 ・新しくインプットした表現の定着 ・筋トレ効果の確認 | 自分のペースでOK。私は週1回~隔週1回でした。 |
すごく多いように見えますが、実は分量は多くないです。
カランメソッドに関しても、フリートークとカラン両方を受講できるスクールを選んで両方を交互に受けるなどすれば問題なしです。
おすすめスクールは以下を参考にしてみてくださいね^^
私の場合はこの4つを繰り返すうちに、
しどろもどろになりがちだった英会話のスピード感と表現力の両方を同時に成長させることができました。
そして、英会話で話題にできる内容のバリエーションが増え、自分から話題を相手にふることができるようになったことで、会話が長く持続するようになりました。
英会話力に伸び悩みを感じた時は、今回紹介したような複数の方法をかけあわせてみるのはとってもオススメです!
英語が話せないことで悔しい思いをするのは今日で終わりにしましょう!
第二言語の習得って、一朝一夕でどうにかなるものではありませんよね。
でも確実にモノにしている人が世界中に大勢いるのも事実。
だから、私たちにもできないはずがないと思います^^
英会話に伸び悩んでいる時は、単純に会話量が足りないだけではなく、英会話に必要なスキルをバランスよく鍛えていくのが最も効果的です。
個人的には、以下4つの組み合わせはとても効果が出やすかったのでおすすめです。
- カランメソッドで英語筋を鍛える
- 自分の考えを英語でまとめる
- 自分に必要な単語やフレーズをインプットする
- フリートークの練習
「英語が話せない自分を何とかして変えたい」と思っている方に少しでも届けば幸いです。
悔しい思いをバネに、一緒に頑張りましょうね!!!!