大人になってからの英語学習、どうせやるなら自分に合っている勉強法を選びたいですよね。
カランメソッドって「4倍速」のキャッチコピーは魅力的だけど、デメリットについての受講者の本音ってどうなのかな~って気になると思います。
ちなみに・・・私は2年間カランメソッドを受講してきたカランメソッドの大ファン。
個人的には、英語を「話す力」を鍛えにくい環境に暮らしてきた日本人には、カランメソッドってとっても相性がいいと考えてます。
藁をもすがる思いで始めたカランのおかげで、
海外生活でとても助けられたのです・・・・!
でも、この世にパーフェクトな勉強法なんて存在しませんよね。カランにもちゃんと(?)デメリットがあるんですよ~。
つまり、「誰にでも絶対におすすめできる!」というわけではないってことです。
でも、合う人にはかなり効果的な学習法なんじゃないかなと思います!
というわけで本記事では、カランメソッドを検討中の方にむけて
- 2年間の受講で感じたカランメソッドのデメリットと私の考え
- カランメソッドが合う人、合わない人
について語ります。
ぜひデメリットをしっかり理解したうえで、自分に合いそうかを考えてみてくださいね^^
なお、カランメソッドの具体的な効果については私のリアルな受講体験記もぜひ参考になさってみてください。
カランメソッドのデメリットと個人的な考え
カランメソッドでデメリットになりうる点をまとめると、
ただし、カランメソッドのデメリットの感じ方は人ぞれぞれです。
レッスンスタイルの好み、英会話力のどの部分を鍛えたいかなどによって、合う・合わないがでてくると思います。
たとえば、「圧に耐えられない」は、私にとってはデメリットじゃありませんでした。
過去の私は何をやっても英会話力がアップせず心底ウンザリしてて・・・
カランメソッドのようなレッスンで、少し負荷をかけて英語力を伸ばしたいと
考えてたから、自分の希望と一致してたんです。
それぞれのデメリットについて、過去の受講経験をもとにもう少し詳しく書いていきます↓
中学レベルの英語がまったく聞き取れないとツラいかも
カランメソッドをおすすめするブログとかで、よく「初心者におすすめ!」って書いてあることがありますが、個人的には初心者に合ってるとは一概に言えないと思います。
ある程度リスニングができないと、カランメソッドのレッスンについていくのがとても難しいと思うからです。
挨拶、レッスンの進め方の説明などは、英語で行われることがほとんどです!
目安としては、中学英語を半分くらいは聞き取れる力が必要かと思います。
(文法とかは忘れてても大丈夫!!)
いまフリートークをしていて、ゆっくりペースでもとりあえず講師と意思疎通がとれている人なら問題ないです。
もし自分のレベルが分からなかったら、カランメソッド認定校のQQ English で無料でレベルチェックをしてもらえるので活用してみてくださいね。
圧に耐えられない人にはキツいかも
カランメソッドのレッスンの一番の特徴は、
生徒が言いよどんだり言い間違えたりした瞬間に、講師がたたみかけるように先導していく
ことです。
その雰囲気が一番分かりやすいのが、QQ Englishさんの↓の動画!
最初は緊張して冷や汗をかきながらやってましたが、
ステージが進むにつれて、だんだんと慣れました^^;
海外に住みたい!という熱い思いがあり、負荷をかけてでも英会話力をなんとかしたい!と考えていた私には、カランメソッドはかなり、かなりフィットしました。
だけど、ちょっとでも圧がかかるのがストレス、って人にはおすすめしません。
嫌いなスタイルでやる語学ほど、つまらなくて苦痛なものってないですもんね。
個人的には、カランとよく比較されるDMEの方が
もう少し負荷がゆるやかだと思います
カランメソッドは単調で飽きてしまう?
人によっては、カランメソッドを継続していると単調さに飽きてしまう可能性があります。
カランメソッドは、スポーツでいうところの筋トレとか基礎トレみたいなもの。
やっぱりフリートークなどと比べると、地味で地道な感じはあります・・・。
好きなことを自由に話したいという方には、あまり向いていないかもしれないですね~。
逆に、「毎回トークのテーマを決めるのが苦手」という人には、レッスンの型や例文が決まっているカランメソッドの方が気楽に受けられる可能性は高いです。
ただスポーツと違うのは、基礎トレでもスピード感と緊張感があって毎度スリリングってことですね。笑
フリートークには万能ではない
上の項目に関連して、カランメソッドだけでは英会話ペラペラにならないというのも、知っておいた方が良いです!
そもそもフリートークのレッスンと、カランメソッドでは、鍛えるところが違うのです。
私のイメージは以下のような感じ!↓
上の図で、「カランメソッド」+「フリートーク」って表現したのは、
どちらもバランスよく練習していくのが一番!と実体験から分かったからです。
基礎トレーニングは地味でキツいけど、実践力の底上げには必須。
逆に、
基礎トレばっかりしていては、試合で戦う力は身につかない。
そこを理解しておかないと、カランメソッドだけやって「全然効果でないよ・・・」とがっくりきてしまうことになります。
英会話の正しい型を身に付けながらフリートークの練習に挑む!
これが一番だと思ってます。
ただ、カランメソッドを受講できるスクールのほとんどは、別なカリキュラムのレッスンも並行して受けられる仕組みになっています。
もしあなたが1種類のレッスンだけに集中したい!という希望がなければ、割とすんなりクリアできる問題かなと思います^^
イギリス英語らしい表現、古めかしい表現がたまにある
カランメソッドのデメリットとしてよく指摘されるのが、【ベースがイギリス英語】【古風な表現がある】という点。
より現代らしい言い回しで、アメリカ英語で学びたいというこだわりがある人には気になるポイントですね。
まず発音の面。
日本のオンライン英会話スクールなどでフィリピン人の先生からカランメソッドを学ぶ場合、
発音がブリティッシュイングリッシュになることはまずないと考えていいです。
ちなみにフィリピン人の先生は聞き取りやすいアメリカ英語なので、気になる人はフィリピン人の先生のレッスンを選べばOKかなと。
私はオーストラリアの先生のレッスンを受けてみたこともあります。
がっつりイギリス英語、オーストラリア英語の発音を仕込まれて
すっごく面白かったです。笑
そして、イギリス英語特有の単語・表現が出てくるという面。
確かにカランでは、すべてではないにしても、アメリカ英語よりも丁寧だったり、回りくどいように感じたりする言い回しもあります。
私の場合は、「カランメソッドは口の運動」と割り切って、気にせずやっていたのですが・・・
確かにカランの影響で、日常会話で若干かたくるしい表現を使ってしまうこともありました。
でも、いつのまにか一緒にいる人の口調に引っ張られていき、カランをベースにはしつつも、だいぶナチュラルな英語に変わったように思います。
(関西に住むとつられて関西弁っぽくなるのと同じかな?)
あと、国籍問わずネイティブ・ノンネイティブ両方の人と話す環境にいるので、むしろ文法のしっかりした文章を話せるほうが話が通じやすいなと感じてます。
今のところ、イギリス英語っぽくなってしまってもアメリカ人に通じないということもないですし、そこまで大きな影響はないです。
ちなみにカランメソッドをベースに作られた
DMEメソッドは、よりアメリカ英語らしいレッスンだと言われています。
(・・・が、個人的にはあまり言語的な違いは気にならなかった)
DMEメソッドが気になる方はこちらもどうぞ↓
カランメソッドが合う人、合わない人
上では、いくつかのデメリットと私の考えを挙げてきました。
「結局カランメソッドが合いそうな人ってどんな人?」というのもまとめておこうかなと思います。
リアルな友達からもかなり相談を受けますが、
全員にカランメソッドをおすすめするってことはないです。。。
ここまでのデメリットを読んできて、「イマイチかも~」という人は、ムリにカランを選ばないほうがいいです。
英会話自体が嫌いになっちゃったら、元も子もないですもんね。
ただ、負荷をかけてでもなんとか現状を打破したい!!!って人は、挑戦の価値あるなって思いますよ~^^
現に私もそれで効果出て、本当にやって良かったな!って思ってるので!
カランメソッドのデメリットまとめ
今回は、カランメソッドのファンだからこそ語れるカランメソッドのデメリットについて書きました。
もう一回まとめておくと
ただ、大事なのは上記の点が
人によって、デメリットにも、メリットにもなりうる
ということです。
受講を検討する際は、自分の好みのレッスンスタイルや目指したいレベルなどに合うかをチェックしてみてくださいね。
あらためてカランメソッドの実際の効果についてお読みになりたい方は、以下の記事に詳しくまとめています。
また以下の記事では、私が個人的におすすめするカランメソッドのオンラインスクール、そして正規認定校の比較をしていますので、ぜひ参考にしてみてください!