第75回カンヌ国際映画祭で早川千絵監督がカメラドールの特別表彰を受けられました!
日本人、アジア勢が受賞する機会が増えてきたのはとても喜ばしいことですね。
何より、今回早川監督が出品した『PLAN75(プラン75)』はフィクションながら、高齢化社会の問題を鋭く切り取った作品としてとても話題になっています。
「いつか本当にこの映画のようになってしまうのでは・・・」と思わざるを得ないような、不思議なリアルさにぜひ一度触れてみてください。
本記事では、『PLAN75(プラン75)』のあらすじ、利用可能な配信サービスをまとめました。
「PLAN75」(プラン75)の配信情報
「PLAN75」はU-NEXT 、 Amazon prime video、Hulu などで配信されています。
・U-NEXT :初月無料・追加料金なしで「PLAN75」を見られます。
(※登録日を含む31日間以内の視聴、かつ登録ポイント利用)
U-NEXT の無料期間は、他の見放題作品も視聴可能
・Amazon prime video:プライム会員になると30日間無料で見られます。
また、すでに会員の方は30日間レンタルで\500で見られます
・Hulu:\550でレンタルできます。
無料会員登録は必要ですが、見たいものがある時だけ課金できるので便利です。
⇒他に見たい作品があるかどうかで、どのVODを選ぶかを決めるとGood!
PLAN75とは?あらすじ
映画『PLAN75』とは
『PLAN75』は、是枝裕和の総合監修したオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一遍から、早川千恵監督がオリジナル脚本で作り上げた作品です。
PLAN75のあらすじと背景
作品のタイトルにもある『PLAN75』は、満75歳以上の人が自ら死を選ぶことができるという架空の制度<プラン75>。
作品の舞台は、少子高齢化が加速し、<PLAN75>が施行されることとなった近未来の日本です。
<プラン75>当事者となる高齢者の主人公ミチはつつましく生活をしていましたが、年齢が理由で退職を迫られてしまいます。
行き場を失ってしまったミチは、<プラン75>への申し込みを考え始めるのですが…。
<プラン75>の申請窓口で働く青年、そして制度を利用し自ら死を選んだ人を“その日”が来るまでサポートするコールセンタースタッフ、<プラン75>の施設で働くフィリピン人の女性。
本作品には、制度の利用を検討するお年寄り本人だけでなく、<プラン75>に翻弄される人たちが、どんな複雑な思いを抱え、そしてどんな答えを見出していくのかが描かれています。
<プラン75>は一見、突拍子のないような設定のように思えます。しかし、トレーラーを見ると、異常なまでにリアルに感じてしまうのです。
作品内で見られる<プラン75>の明るい雰囲気のプロモーションビデオ、窓口の人のサッパリとした案内の仕方、当事者であるお年寄りたちが「迷惑をかけたくないから」などと制度について前向きに話している様子など、見れば見るほどフィクションとは思えなくなってきます。
テレビのインタビューで拝見しましたが、早川監督は作品を作るにあたって実際にお年寄りに話を聞いたそうです。すると、「<プラン75>が本当にあったらいい」といった肯定的な意見を言う方が多かったそうです。
年を取ることへのネガティブなイメージ、人間の尊厳が失われることなどに、危機感を覚えたと監督はお話されていました。
PLAN75(プラン75)はどこで見られる?日本の動画配信サービス
「PLAN75」はU-NEXT 、 Amazon prime video、Hulu などで配信されています。
- U-NEXTは初登録から31日間は月額無料です。PLAN75に関しては通常はレンタル作品(月会費と別途料金がかかる)ですが、新規会員登録時に付与されるポイントを使えば無料で視聴することができます。
- Amazon prime videoは、プライム会員になると30日間は無料で視聴でき、他の見放題作品も視聴することができます。
- Huluは、\550でレンタル視聴できます。無料会員登録をしておいて、見たいものがある時だけ課金するシステムです。
(※本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の配信状況は各配信サービスのサイトにてご確認ください。)